チワラ

バンバラ(BAMANA)族チワラ像（マリ共和国）
マリ西半分の地域に居住するマンデ系の農耕民族で人口約170万人
マリ共和国では最も大きな民族である。
バンバラ族は13世紀に勃興し14世紀に繁栄の頂点を迎えた。
マリ帝国の末裔であるという自負を持っている。
バンバラという名称は不信心者という意味で、イスラムへの改宗を拒んだ人々の意である。
バンバラ族の神話ではカモシカが人間に農耕を教えたとされている。
チワラはカモシカ(上半身=強さ)とツチブタ(下半身=粘りずよさ)の組み合わされた動物である。
本来チワラは農耕儀礼に使う、木製の頭上仮面がほとんどだが青銅製でチワラが作られたのは珍しい。
おそらく近隣の他の部族から真鍮技術を学んだと思われます。







６ｃｍ　X　１３ｃｍ　X H16cm