バミレケ椅子

バミレケ族椅子(カメルーン)
カメルーン中部のバミレケ地方に住む約90の集団の総称。人口は200万以上と推定される
各集団はバミレケとは自称せず所属する小王国の名などを使う。
小王国は、神聖王、延臣、役人、侍者、権威のある皇太后を揃えアフリカの専制王国の性格を示している。
家系や相続は父系をたどり、一夫多妻婚である。
定着農業を営み、開墾、建築、工芸などは男性が行い、農耕は女性が行う。
正方形の家に円錐形屋根の住居が特徴的で首長の家の戸口や柱には彫刻がなされている。
祖先崇拝が伝統宗教で医術を心得、土蜘蛛で占いをする妖術師がいる。
バミレケ族の暮らす草原地帯では、蜘蛛は知恵のシンボルであり人々と特別な繋がりを持つと考えられました。
その為、バミレケ族の椅子にはよく蜘蛛の模様が彫られています。






径４５ｃｍ　X H４５ｃｍ